TOP >撮影裏話 by 尾崎将也
Vol.1 新人監督の発見
初めての監督経験。「映画の撮影現場ってこうなってるんだ」という発見が色々とあったので、初回はその中からいくつかを紹介します。
★俳優の服に隠されたワイヤレスマイク
各出演者には、服の中にワイヤレスマイクが仕込まれています。外部マイクでも音声は録っているのですが、補助として音を拾っているのです。撮影の合間にもマイクはつけたままなので、監督のイヤホンには、俳優陣の無意識のつぶやきが色々と聞こえて来ます。例えば「お腹すいた。早く終わんないかな」など。まさか監督が聞いているとは彼らも思っていないようです。宇野ちゃんのつぶやきも色々と聞かせていただきました(内容は秘密)。
★お弁当は二種類
撮影中の楽しみと言えば、お弁当の時間。いわゆるロケ弁というやつです。このロケ弁、肉と魚の二種類用意されているのです。まるで機内食みたい。初日から肉の弁当ばかりもらっていたら、制作部の女の子に「監督は肉でしょ」と向こうから渡されるようになりました。
★忘れられる監督モニター
今回はフィルムではなく、デジタルの撮影なので、撮影中の映像をモニターで確認することが出来ます。監督のためのモニターが用意されているのですが、スタッフは自分の仕事に忙しく、この「監督モニター」、スタッフに忘れられてしまうことが多いのです。撮影が始まろうというのにモニターが用意されておらず、「あのー、監督モニターは・・・」と頼むことが何度も。
★集合場所はパンテオン裏
ロケ隊の集合場所として有名なのは、新宿のスバルビル前と渋谷のパンテオン前。ところがこのパンテオン前、ロケ隊が邪魔だとクレームがついてどんどん脇に追いやられ、今ではほとんどパンテオン”裏”に集合場所が移動してしまったそうです。(そのパンテオンも取り壊されてなくなってしまいました)
これからも楽しい話を紹介して行きますので、よろしく。

